経営学部経営フォーラム2012

2012年12月4日に、二宮 秀生(にのみや ひでお)氏を講師として、経営フォーラム2012を開催しました。

会場となった8号館8101講義室には経営学部1,2年生ほか,他学部学生と一般からの参加者など計約200名が集まりました。講師は,株式会社ジャルパック代表取締役社長二宮秀生(にのみや・ひでお)氏で,演題は「新生JALが果たすべき使命と求められる人材像-日本の観光立国政策の一端を担って-」でした。

会場案内

日本航空株式会社は2010年に会社更生法の適用を受けて経営破綻し,現在,再建の最中にありますが,2012年9月に東京証券取引所に再上場を果たし,2013年3月期の経常利益を1,550億円(連結)と予想しており順調な業績回復基調にあります。二宮社長は,業績回復に最も大きな役割を果たしたのがJALフィロソフィー(経営理念)であり,これが会社を一つの方向にまとめる重要な意味を持っていたと話されました。稲盛和夫名誉会長による社員へのフィロソフィー研修の徹底は,企業再生のバイブルとなり,短期間で社員に根付いたそうです。お客様重視の経営はJALのサービス品質を一段と向上させ,また,部門別採算制の導入によって部門業績がオープンになり,責任の所在とコスト重視の経営が徹底され,それが収益改善に貢献したと述べられておりました。

二宮社長多数の参加者

JALが求める人材としては「素直で,明るく,謙虚な人物」だそうです。その他,航空旅客業界の経営,観光業や旅行代理店業の経営環境,ホスピタリティをはじめ,今後の事業キーワードなど,様々な資料を用いての多岐にわたる話題は,受講した学生の関心を引出し,質疑応答の時間では,会場から次々に質問の手が挙がり,二宮社長から丁寧で分かりやすい説明が行われました。 
 実際に経営に携わる注目企業の経営者と直に接し,話を聞く機会を得たことで,学生たちにとっては実に有意義なフォーラムとなりました。

質問する学生